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【『週刊東洋経済GW特大号』「読書案内」“識者30人が選ぶ126冊”に選者で登場】

4月25日発売『週刊東洋経済4/30・5/7特大号・「世界激震!先を知るための読書案内」』“識者30人が選ぶ126冊”において、『テクノロジーの未来を読む』というテーマにおいて書籍をセレクト及び解説させていただきました。

戦略コンサルタントである私自身、『テクノロジーの未来を読む』こと自体が目的ではなく、クライアント企業における戦略策定の支援を目的として、PEST分析(政治・経済・社会・テクノロジー分析)の一環として行ってきているものです。

一般に上記PESTの中ではテクノロジーの進化予測が最も確実であるとされていますが、私自身は近未来の実際の姿は、『人々の価値観』で決まると考えており、メガトレンドの動向とともに人々の価値観の変化を掴むことを重要視しています。

「気候変動が年々顕著になっており、自分達も今どき〇〇している場合ではない」と多くの人々が価値観として考えるようになることで、EVシフトも進み、残ったお弁当を廃棄するのはおかしい・・・というように人々の生活や社会全体が変化していくわけです。

そんななかで『テクノロジーの未来を読む』というテーマで選定した3冊は、いずれもがテクノロジーの未来のみならず、企業が戦略を策定・実行する上で有用性が高いと思うものにさせていただきました。

『シグナル:未来学者が教える予測の技術』の筆者エイミー・ウェブ氏は、米SXSW(サウスバイサウスウエスト)を代表する未来学者であり、毎年主宰するFuture Today Institutesでテックトレンド予測を出しています。本書は、「テクノロジーがどうなるか」だけではなく、企業におけるシナリオや戦略策定のための近未来予測の手法が書かれているお勧めの1冊です。

慈善家としても有名で気候変動対策にも巨額の寄付・投資活動を行っているビル・ゲイツ氏は、著作である『地球の未来のために僕が決断したこと』のなかで、気候大災害を防ぐためには温室効果ガス年間排出量510億トンを本気でゼロにする必要があると主張しています。ゲイツ氏はこれをビジネスとしてテクノロジーで実現することが可能であると述べ、同書では具体的な施策が解説されています。日本企業にも510億トン削減へ効果が大きい分野を見極め、テクノロジーでイノベーションを起こすことが求められているなかで、必読の1冊です。サステイナブル産業が最大の産業になると予想されるなかで、サステイナブルテックやビジネスのヒントが満載です。

『PRINCIPLES(プリンシプルズ)人生と仕事の原則』の筆者であるレイ・ダリオ氏は、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターの創業経営者であり、グローバルの経済・金融を読み解く上で私自身が長年にわたってその言動を常にWatchしてきた人物の一人です。日経新聞でもダリオ氏のインタビュー記事や発言が掲載されている影響力の大きい人物です。金融業界で大きな成功を果たしたダイオ氏は、『自分の年齢になると、自分の関心は自分がさらに成功することではなく、他の人がいかにして自分以上に成功するかにある』と常に語っており、本書もそれを目的として出版したものになります。ダリオ氏以上の成功をおさめることは困難ではありますが、テクノロジー、ビジネス、そして人生における成功の原則が590ページの大作のなかで詳細にわたって書かれています。翻訳はされていませんが、ダリオ氏の最新刊『The Changing World Order』はウクライナ危機、複合危機という最中、本当にお勧めの1冊です。

以上引き続きよろしくお願い申し上げます。

田中道昭

 

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