テレビ東京WBS昨晩7/16放送で、フィジカルAIにおける「エヌビディア×日本連合」提携についてコメントいたしました。また本日の読売新聞朝刊同記事においてコメントが掲載されました。
いま起きているのは、単なるフィジカルAIにおける提携ではなく、世界の産業秩序の再編そのものです。米中の二極化が進むなか、エヌビディアは西側同盟の産業基盤として日本を選びました。
中国は国家戦略との一体化、量産覇権、ダークファクトリーの実装、月単位の開発スピードで、フィジカルAI覇権に近づいています。一方、欧米市場での受容性、精密制御・暗黙知の蓄積では、まだ日本に届いていません。
日本の強みは、精密制御と精密部品で世界トップの位置、戦後築いた製造業の暗黙知、欧米市場での圧倒的な信頼、そして人機融合領域での先行にあります。しかし、意思決定速度の遅さ、自前主義の残存、業界横断連携の弱さ、経営者のテック理解不足は、克服すべき課題です。日本は、米中覇権競争の分岐点に立っています。生成AI時代の敗戦を繰り返さないための、歴史的な速度での意思決定が問われています。
以上引き続きよろしくお願いいたします。
田中道昭






